みなさんこんにちは♪
奈良香芝市にある自費リハビリ施設
脳梗塞リハビリMe:RIZE(ミライズ)理学療法士の城内洋人です。
お陰様で2025年7月15日で開設から7年目を迎えます。この6年間で奈良県を中心に大阪、兵庫、京都、和歌山、三重など関西中から脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)の後遺症やパーキンソン病、脊髄小脳変性症などにお悩みの方からお問合せを頂き、延べ7,000人以上のお客様とリハビリをご一緒させていただきました!
大変多くの脳疾患にお悩みの方々のお力になれたことを嬉しく思います。
現在は、この笑顔や喜びの輪をアジアに広げるべく、「ASIAに新しい価値提供を!」をテーマにアジア圏の脳梗塞、脳出血などの後遺症にお悩みの方々を受け入れるスキーム構築を進めております。
さて、そんな脳梗塞リハビリミライズから本日は皆さまへ
【パーキンソン病に甘いものは厳禁⁈】
についてお話をさせていただければと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
パーキンソン病患者にとって「甘いものは厳禁か?」という疑問について、以下に内容を整理いたしました。
- 甘いもの大量摂取はリスクにつながる?
超加工食品(甘いお菓子・清涼飲料など)の大量摂取は、パーキンソン病の“前兆症状”(不眠、嗅覚障害、うつなど)が出やすくなるという26年にわたる追跡研究で、最も多く摂る人はそうでない人の約2.5倍もの確率で症状が確認されたと報告されています。
他にも、食品中の過剰な砂糖は腸内環境を悪化させ、炎症によって神経機能に悪影響を与える可能性があると指摘されています 。
- パーキンソン病患者の甘いもの嗜好事情
PD患者はチョコレートや飴などをより多く好む傾向があり、これは病気が進行するにつれてさらに顕著になるという調査報告があります。
砂糖は体全体の炎症を引きおこし、症状の悪化につながる可能性があると言われています。
- 完全に禁止する必要はない ― 賢い付き合い方
甘さを“自然”に置き換える
フルーツやドライフルーツ(例:デーツ、ベリー系)は栄養も豊富で推奨されます。
低GI食品や食物繊維を組み合わせて血糖変動を穏やかに
ヨーグルト+フルーツや、米粉の蒸しパンなど、血糖値の乱高下を抑えながらおやつを楽しむ工夫が有効です。
間食のタイミングを工夫
空腹時や夜遅い時間に甘いものを摂るのを避け、食後や昼間の活動時など、取り入れるタイミングを意識することが大切です。
- 薬との相互作用にも注意
バナナやアボカドなどにはL‑ドパ(代表的なPD治療薬)の吸収を阻害したり、副作用を増強したりする可能性があり、服薬と近い時間の摂取は避けるべきです。
まとめ:「甘いもの=完全NG」ではなく、「賢く楽しむ」がカギ
ポイント
避けるべきは? 超加工食品や添加糖の大量摂取(甘い清涼飲料、スナック菓子など)
推奨される方法 自然な甘み(フルーツ)、低GIや食物繊維と合わせて適量摂取
タイミング工夫も重要 空腹時や夜遅くは控え、食後や日中に摂る
薬との関係 特定の食品(バナナ・アボカドなど)は服薬後1時間ほどずらすと良いと言われています。
患者さん自身が工夫して甘いものを“制御しながら”摂取している姿も多く見られます。
結論
甘いものを「完全に禁止」する必要はありませんが、量や質、タイミングを工夫して賢く付き合うことが重要です。特に超加工された甘いお菓子や清涼飲料は避け、自然な甘みを活かしつつ、血糖や薬の効果とのバランスを意識してください。心配な点があれば、主治医や管理栄養士と相談するのが安心です。
○ほかに制限が必要な食べ物は?
パーキンソン病で「甘いもの」以外にも注意すべき食事について、最新知見を交えながら整理します。
避けるべき食品・成分
- 超加工食品(Ultra‑Processed Foods)
加工食品や清涼飲料、スナック、インスタント食品などは、大量摂取により前駆症状が高頻度に出るリスクがあり、脳の炎症や腸内環境悪化にもつながります。 - 飽和脂肪・トランス脂肪
バター、ラード、脂身の多い肉や揚げ物などは炎症促進・心血管リスク増加につながる可能性があり、PDにおいても制限が推奨されます。 - 乳製品
牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの摂取は、PD発症リスクや進行速度にわずかな関連があるとする報告があり、薬の吸収に影響することもあります。 - たんぱく質の摂取タイミング
レボドパ治療を受けている場合、高タンパク食は薬の吸収を阻害することがあります。食事のたんぱく質は薬の時間とずらして摂る工夫が必要です。 - 塩分(ナトリウム)過剰
加工食品や缶詰、スナック菓子に含まれる過剰な塩分は、高血圧やむくみなどを誘発し、PD症状を悪化させる恐れがあります。 - 酸性・刺激性食品
一部の薬(特にレボドパ服用者)が胃に刺激となるため、オレンジジュースやグレープフルーツなどの酸味の強い食品は控えめにします。 - アルコール・カフェイン
アルコールはふらつき・協調運動障害を悪化させ、カフェインも震えや不安を助長する場合があるため、摂取は適量にとどめましょう。 - 制限が必要な油脂
特に一部の植物油やマヨネーズ、大豆油のような非水素添加油はPDリスクとの関係があり、一部報告ではPD患者が多く摂取しがちとのデータもありますが、解釈には更なる検証が必要です。 - 飲み込みやすさに配慮
PDの進行により嚥下障害が起こりやすいため、パサつくもの(クッキー、パン)、硬い肉・イカ・こんにゃく、丸飲みしやすい一口菓子、のりや豆類など誤嚥リスク高い食品は工夫や避ける必要があります。
食事改善のポイント
改善項目
抗炎症・神経保護型食事 地中海式・MIND食など、野菜・果物・オリーブ油・魚・ナッツ中心の食生活は神経保護に有利。
水分+食物繊維摂取 便秘予防にヨーグルト・野菜・果物・水分をしっかり摂りましょう。
薬との相性を重視 レボドパ服用後は高タンパク・乳製品・酸味の強い食品を食後にずらす。また、MAO‑B阻害薬使用中はチーズやサラミなどチラミン豊富な食品に注意が必要です。
嚥下しやすく調理 柔らかく煮たり、とろみづけ、細かく刻むなどの調理工夫が効果的です。
まとめと次の一歩
避けるべきは:超加工食品/過剰な飽和脂肪・塩分・乳製品・高タンパク・アルコール・カフェイン(大量摂取)など
注意すべきは:嚥下しにくい食品の調理法・薬とのタイミング・特定薬服用中のチラミン摂取
推奨されるのは:地中海食に近い自然な食材中心の食生活+水分・食物繊維・調理工夫
個別の症状や服薬状況もあるため、主治医や栄養士と相談しながら行うのが最善です。
弊社脳梗塞リハビリMe:RIZEでも脳梗塞や脳出血の後遺症、あるいはパーキンソン病のリハビリにおいて、自費リハビリサービスに管理栄養士を加えたリハ栄養コースを開設しています。
脳梗塞や脳出血後遺症やパーキンソン病の栄養面でのご不安やお悩みの方は、一度、ご相談ください。
加えて、奈良を始め、大阪、京都、兵庫(神戸など)、和歌山、滋賀、三重(伊賀、甲賀、名張など)など、関西圏、近畿一円で自費リハビリ領域における脳梗塞リハビリ、脳出血リハビリ、神経疾患のリハビリ、パーキンソン病リハビリをお探しの脳卒中当事者の方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、ご相談ください!
いかがでしたか?
みなさまの健幸の一助になれたなら幸いです。
引き続き、よろしくお願いいたします!
株式会社エイジエル
脳梗塞リハビリMe:RIZE(ミライズ)
城内洋人

【脳梗塞リハビリミライズとは】
奈良を中心に大阪、兵庫、三重、京都、和歌山などからも脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)の後遺症やパーキンソン病、脊髄小脳変性症のリハビリにお困りの方々へ自費リハビリを提供している理学療法士、作業療法士を中心としたオーダーメイドのリハビリ施設です。
またボツリヌス療法の第一人者であるリハビリテーション医、勝谷将史医師に定期的に起こし頂き、脳出血や脳梗塞特有の痙縮と呼ばれる筋肉のこわばりを軽減させるボツリヌス療法や装具外来、さらには提携先医療機関との再生医療(幹細胞治療)や弊社の管理栄養士と森永クリニコ社のリハたいむゼリーが加わったリハビリ栄養の追加サービスを持ち、医師の指示の下、安全にリハビリを受けることが可能な保険外リハビリ施設でもあります。
リハビリが必要な方へ
従来の医療保険リハビリや介護保険リハビリ特有の日数や期間の制限なく、必要な時、必要なだけリハビリをご提供することが可能です。
ミライズはあなたの未来を諦めません!
脳梗塞リハビリMe:RIZE(ミライズ)
ぬくもり奈良ステーション
奈良県香芝市下田西2丁目7‐61希ビル1階
📞0120‐814‐213
「近鉄下田駅」「JR和歌山線香芝駅」より徒歩2分
無料体験実施中です。
お問合せお待ちしております。