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専門家が語る:パーキンソン病の方が“動ける日”と“動けない日”の本当の理由

みなさんこんにちは♪
奈良香芝市にある自費リハビリ施設
脳梗塞リハビリMe:RIZE(ミライズ)
リハビリトレーナーの木村貴行です。

お陰様で2026年8月15日で開設から7年目を迎えます。この6年間で奈良県を中心に大阪、兵庫、京都、和歌山、三重など関西中から脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)の後遺症やパーキンソン病、脊髄小脳変性症などにお悩みの方からお問合せを頂き、延べ8,000人以上のお客様とリハビリをご一緒させていただきました!
大変多くの脳疾患にお悩みの方々のお力になれたことを嬉しく思います。
現在は、この笑顔や喜びの輪を日本全国に広げるべく、「奈良から脳梗塞当事者、リハビリ難民を笑顔にする」をテーマに日本全国の脳梗塞、脳出血などの後遺症にお悩みの方々を受け入れるスキーム構築を進めております。

さて、そんな脳梗塞リハビリミライズから本日は皆さまへ

【専門家が語る:パーキンソン病の方が“動ける日”と“動けない日”の本当の理由】

についてお話をさせていただきます。ぜひ最後までお付き合い下さい。

「昨日は普通に歩けたのに、今日は全然動けない…」 「良い日と悪い日の差が激しすぎて、家族もどう接したらいいかわからない」
パーキンソン病の方やご家族から、こうした声を聞くことは少なくありません。 実はこの“日による動きやすさの差”には、医学的にも明確な理由があります。 本記事では、専門家の視点からその背景をわかりやすく解説し、日常生活でできる工夫までお伝えします。

1. パーキンソン病は「波のある病気」

パーキンソン病は、脳内のドパミンが減少することで、動きの調整が難しくなる病気です。 代表的な症状としては、振戦(ふるえ)、筋固縮(こわばり)、無動・寡動(動きが遅くなる)、姿勢反射障害などが挙げられます。
しかし、症状は常に一定ではありません。 医学的には「運動症状の変動(モーター・フラクチュエーション)」と呼ばれ、ほとんどの方に見られる現象です。

2. “動ける日”と“動けない日”が生まれる主な理由

① 薬の効き方の波(オン・オフ現象)

パーキンソン病の治療で最もよく使われるのが、レボドパ製剤です。 この薬は非常に効果的ですが、時間とともに効き方に波が出ることがあります。
• 薬がよく効いて動きやすい状態 →「オン」
• 薬が切れて動きにくくなる状態 →「オフ」
特に進行期では、このオン・オフの切り替わりが急に起こることもあります。

② ストレス・緊張・疲労の影響

パーキンソン病の症状は、精神状態に大きく左右されます。
• 緊張すると体が固まりやすい
• 疲労が溜まると動きが鈍くなる
• 不安が強いとすくみ足が出やすい
逆に、安心できる環境ではスムーズに動けることもあります。

③ 睡眠の質

睡眠不足や浅い眠りは、翌日の動きに直結します。 睡眠障害はパーキンソン病の非運動症状としてよく見られます。

④ 便秘・脱水などの体調変化

パーキンソン病では自律神経症状(便秘、排尿障害、起立性低血圧など)が起こりやすく、 これらが動きやすさに影響することがあります。

⑤ 気温・湿度などの環境要因

寒い日は筋固縮が強くなりやすく、動きにくさが増す傾向があります。 逆に暖かい日は体がほぐれやすく、動きやすいことも。

3. “動ける日”を増やすためにできること

ここからは、あなたの専門性(リハビリ・運動指導)を踏まえた実践的なポイントです。

① リズムを使った歩行練習

パーキンソン病の方は、外部刺激(リズム・線・音)を使うと動きが改善しやすい傾向があります。
• メトロノーム
• 音楽
• 床のライン
これらはすくみ足の改善にも役立ちます。

② 朝の“ウォームアップ”を習慣化

起床直後はオフになりやすいため、いきなり立ち上がらず、
• ゆっくり深呼吸
• ベッド上での関節ほぐし
• 軽いストレッチ
を行うことで、動き出しがスムーズになります。

③ 「疲れすぎない」スケジュール管理

動ける日はつい頑張りすぎてしまいがちですが、翌日に強いオフが来ることがあります。 “良い日こそ7割で止める”がポイントです。

④ 水分・食事・排便リズムを整える

便秘や脱水は動きに直結します。 特に高齢者は水分摂取が不足しがちなので、こまめな補給が大切です。

⑤ 家族・介護者が「波」を理解する

動けない日は「怠けている」のではありません。 病気の特性として波があることを理解し、責めずに見守ることが大切です。

4. “動けない日”が続くときは?

• 薬の効きが悪くなってきた
• オフの時間が増えてきた
• すくみ足が急に悪化した
こうした場合は、主治医に相談することが重要です。 薬の調整や治療方針の見直しが必要なことがあります。

5. 最後に:波があるからこそ、工夫で“動ける日”は増やせる

パーキンソン病は、症状に波がある病気です。 しかし、その波を理解し、生活の工夫やリハビリを取り入れることで、 “動ける日”を確実に増やすことができます。

弊社脳梗塞リハビリMe:RIZEでは、脳梗塞や脳出血の後遺症、あるいはパーキンソン病のリハビリにおいて、心理的なサポートにも重きを置き、ご家族さまと共同で弊社ミライズをご利用いただくケースが多くあります。その際にはご利用の関連サービススタッフさまやご家族さまと密に連携を取り、それぞれの強みを活かして、お客様の目指す目標を共有し、主治医の受診予定があれば、医師の指示の下、自費リハビリにて効果的なリハプログラムを展開し、目標達成に向けて、共闘させていただいています。

※料金については、
1クール
全16回¥297,000(税込)
2クール目から
全8回¥148,500(税込)
も選択可能。
途中返金制度あり
「このブログ見た!」
で体験無料にさせていただきます!

奈良を始め、大阪、京都、兵庫(神戸など)、和歌山、滋賀、三重(伊賀、甲賀、名張など)など、関西圏、近畿一円で自費リハビリ領域における脳梗塞リハビリ、脳出血リハビリ、神経疾患のリハビリ、パーキンソン病リハビリをお探しの脳卒中当事者の方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、ご相談ください!

いかがでしたか?
みなさまの健幸の一助になれたなら幸いです。

引き続き、よろしくお願いいたします!

株式会社エイジエル
脳梗塞リハビリMe:RIZE(ミライズ)
木村貴行

専門家が語る:パーキンソン病の方が“動ける日”と“動けない日”の本当の理由

【脳梗塞リハビリミライズとは】

奈良を中心に大阪、兵庫、三重、京都、和歌山などからも脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)の後遺症やパーキンソン病、脊髄小脳変性症のリハビリにお困りの方々へ自費リハビリを提供している理学療法士、作業療法士を中心としたオーダーメイドのリハビリ施設です。

またボツリヌス療法の第一人者であるリハビリテーション医、勝谷将史医師に定期的に起こし頂き、脳出血や脳梗塞特有の痙縮と呼ばれる筋肉のこわばりを軽減させるボツリヌス療法や装具外来、さらには提携先医療機関との再生医療(幹細胞治療)や弊社の管理栄養士と森永クリニコ社のリハたいむゼリーが加わったリハビリ栄養の追加サービスを持ち、医師の指示の下、安全にリハビリを受けることが可能な保険外リハビリ施設でもあります。

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従来の医療保険リハビリや介護保険リハビリ特有の日数や期間の制限なく、必要な時、必要なだけリハビリをご提供することが可能です。

ミライズはあなたの未来を諦めません!

脳梗塞リハビリMe:RIZE(ミライズ)
ぬくもり奈良ステーション
奈良県香芝市下田西2丁目7‐61希ビル1階
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