みなさんこんにちは♪
奈良香芝市にある自費リハビリ施設
脳梗塞リハビリMe:RIZE（ミライズ）理学療法士の城内洋人です。
お陰様で2025年7月15日で開設から7年目を迎えます。この6年間で奈良県を中心に大阪、兵庫、京都、和歌山、三重など関西中から脳卒中（脳梗塞、脳出血、くも膜下出血）の後遺症やパーキンソン病、脊髄小脳変性症などにお悩みの方からお問合せを頂き、延べ7,000人以上のお客様とリハビリをご一緒させていただきました！
大変多くの脳疾患にお悩みの方々のお力になれたことを嬉しく思います。
現在は、この笑顔や喜びの輪をアジアに広げるべく、「ASIAに新しい価値提供を！」をテーマにアジア圏の脳梗塞、脳出血などの後遺症にお悩みの方々を受け入れるスキーム構築を進めております。
さて、そんな脳梗塞リハビリミライズから本日は皆さまへ
【脳梗塞・脳出血の内反の治し方】
についてお話をさせていただければと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
まず初めに
○内反とは？
脳梗塞や脳出血による「下肢の内反」とは、脳の障害により下肢（足や脚）の動きや姿勢に異常が起こる状態の一つです。具体的には、下肢の筋肉が不均衡に働き、足が内側に向かって異常に曲がることを指します。
脳梗塞や脳出血による影響：
脳梗塞：脳の一部が血流不足になり、脳細胞が損傷を受ける状態です。これにより、体の一部に麻痺や筋肉の異常な緊張が現れることがあります。
脳出血：脳内で出血が起こり、周囲の脳組織に圧力をかけたり、血腫が神経に影響を与えたりすることで、身体の機能に障害が出ます。
このような状態では、脳の運動機能を司る部分が障害を受けるため、下肢の筋肉の制御がうまくいかなくなり、足や脚が内側に引っ張られることがあります。これを「内反」と呼びます。
具体的な症状：
内反足：足が内側に曲がり、歩行や立位に支障をきたす。
筋肉の緊張（痙縮）：筋肉が硬直し、正常な動きができなくなる。
バランスの喪失：歩行や立位の際に、足元が不安定になることがあります。
治療には、理学療法や作業療法、場合によっては薬物療法や手術が必要になることがあります。内反足に対しては、足の矯正具や義足、リハビリが用いられることもあります。
○効果的なリハビリ方法は？
脳梗塞や脳出血による下肢の内反に対するリハビリテーションは、足の動きや姿勢を改善し、日常生活の自立を促進するために重要です。以下のようなリハビリ方法が効果的です。
- 理学療法（PT）
理学療法は、筋肉や関節の柔軟性、筋力を改善し、歩行や姿勢の正常化を目指します。
足の位置調整：内反足の場合、足を正常な位置に保つためのストレッチや矯正が行われます。理学療法士は、足が内側に曲がらないように正しい姿勢を指導します。
足底の矯正具（インソール）やブレース：内反足を改善するために、特別なインソールや装具（ブレース）を使用して、足のアライメントを調整します。これにより、歩行が安定しやすくなります。
ストレッチ：足の筋肉や腱を柔軟に保つために、特にアキレス腱やふくらはぎの筋肉をストレッチします。これにより、筋肉の硬直を防ぎます。
筋力強化：内反を引き起こしている筋肉のバランスを取るため、足の外側や前側の筋肉を強化するエクササイズが行われます。例えば、つま先立ちや足を外側に向ける運動などです。
- 作業療法（OT）
作業療法は、日常生活動作（ADL）の改善を目指します。内反足によって歩行や立位に困難が生じる場合、作業療法士が支援します。
歩行訓練：歩行を安定させるための訓練が行われます。歩行時に足が内反しないよう、意識的に足の向きを改善する方法を教わります。
日常生活動作の練習：座る、立つ、歩くといった動作を円滑に行うための練習が行われます。リハビリの初期段階では、補助具や歩行器を使うこともあります。
重心移動訓練：立位や歩行時に自分の重心を適切に移動させることを学びます。これにより、内反による不安定さを減らします。
- ボトックス注射（痙縮の治療）
内反足が筋肉の痙縮（筋肉の異常な硬直）によって引き起こされている場合、ボトックス注射が有効なことがあります。ボトックスは筋肉の過剰な緊張を緩和し、リハビリをしやすくします。ボトックス注射は、筋肉を一時的に弛緩させ、動きやすさを取り戻す手助けをします。 - 神経筋電気刺激（NMES）
神経筋電気刺激（NMES）は、電気パルスを用いて筋肉を刺激し、筋力を強化したり、筋肉の運動を再教育するために使用される方法です。内反足に対しても、足の外側の筋肉を刺激して筋力を強化することができます。 - 自宅でできるリハビリエクササイズ
日常生活でできる簡単なエクササイズも有効です。例えば：
つま先上げ運動：椅子に座った状態で足のつま先を上げ、内反を防ぐ筋肉を意識的に動かす。
足首の回転：座って足首を回転させることで、足の柔軟性を保つ。
足の指の運動：足の指を広げたり閉じたりすることで、足の筋肉を鍛える。
- 心理的サポート
脳梗塞や脳出血後のリハビリは、身体的な回復だけでなく、心理的なサポートも重要です。リハビリの過程での挫折感や不安を軽減するために、カウンセリングやメンタルヘルスの支援が行われることがあります。
リハビリの進行について
リハビリは長期間にわたるプロセスです。回復のスピードは個人差がありますが、早期に始めることで効果が上がりやすいです。継続的にリハビリを行い、段階的に目標を達成していくことが大切です。
どんなリハビリ方法を取り入れるかは、患者さんの状態やリハビリの進行状況によって異なるので、専門家の指導を受けながら進めることが重要です。
弊社脳梗塞リハビリMe:RIZE（ミライズ）ぬくもり奈良ステーションでは、脳梗塞、脳出血後遺症における内反に対して、勝谷将史医師にお越しいただき、ボツリヌス治療や専門の義肢装具士による装具療法を実施しています。またIVISやエスパージといった低周波治療器による電気刺激療法も実施。
奈良を始め、大阪、和歌山、京都、兵庫、三重など関西、近畿一円で自費リハビリ、保険外リハビリ領域の脳梗塞リハビリ、脳出血リハビリ、脳神経リハビリ、パーキンソン病リハビリをお探しの方はぜひ一度、ご相談ください。全力でサポートさせていただきます。
いかがでしたか？
みなさまの健幸の一助になれたなら幸いです。
引き続き、よろしくお願いいたします！
株式会社エイジエル
脳梗塞リハビリMe:RIZE（ミライズ）
城内洋人
【脳梗塞リハビリミライズとは】
奈良を中心に大阪、兵庫、三重、京都、和歌山などからも脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)の後遺症やパーキンソン病、脊髄小脳変性症のリハビリにお困りの方々へ自費リハビリを提供している理学療法士、作業療法士を中心としたオーダーメイドのリハビリ施設です。
またボツリヌス療法の第一人者であるリハビリテーション医、勝谷将史医師に定期的に起こし頂き、脳出血や脳梗塞特有の痙縮と呼ばれる筋肉のこわばりを軽減させるボツリヌス療法や装具外来、さらには提携先医療機関との再生医療(幹細胞治療)や弊社の管理栄養士と森永クリニコ社のリハたいむゼリーが加わったリハビリ栄養の追加サービスを持ち、医師の指示の下、安全にリハビリを受けることが可能な保険外リハビリ施設でもあります。
リハビリが必要な方へ
従来の医療保険リハビリや介護保険リハビリ特有の日数や期間の制限なく、必要な時、必要なだけリハビリをご提供することが可能です。
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