みなさんこんにちは♪
奈良香芝市にある自費リハビリ施設
脳梗塞リハビリMe:RIZE(ミライズ)理学療法士の城内洋人です。
お陰様で2025年7月15日で開設から7年目を迎えます。この6年間で奈良県を中心に大阪、兵庫、京都、和歌山、三重など関西中から脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)の後遺症やパーキンソン病、脊髄小脳変性症などにお悩みの方からお問合せを頂き、延べ7,000人以上のお客様とリハビリをご一緒させていただきました!
大変多くの脳疾患にお悩みの方々のお力になれたことを嬉しく思います。
現在は、この笑顔や喜びの輪をアジアに広げるべく、「ASIAに新しい価値提供を!」をテーマにアジア圏の脳梗塞、脳出血などの後遺症にお悩みの方々を受け入れるスキーム構築を進めております。
さて、そんな脳梗塞リハビリミライズから本日は皆さまへ
【脳梗塞・脳出血後遺症にオススメの食べ物は⁈】
についてお話をさせていただければと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
脳梗塞・脳出血の後遺症を抱える方におすすめの食べ物をまとめました。
以下は「血管の健康」「抗酸化」「タンパク質・脳機能支援」に効果的な食材です。
血管の健康&血液をサラサラにする食材
青魚(サバ・イワシ・アジ・サンマ・サーモン)
EPA・DHAなどのオメガ‑3脂肪酸が豊富で、血液をサラサラにし動脈硬化を抑えることができます。
米国ガイドでも推奨:週に1回以上魚を摂ると脳卒中リスクが低くなる 。
大豆製品(納豆・豆腐・味噌・枝豆)
植物性タンパク質に加え、納豆のナットウキナーゼは血栓溶解作用があると言われています。
食物繊維・ミネラル豊富な野菜・海藻・果物
海藻類(ワカメ、ヒジキ、昆布、のり)
食物繊維やミネラルが豊富で、コレステロールや糖質・塩分の吸収抑制に良好。
緑黄色野菜(ほうれん草、ブロッコリーなど)
抗酸化ビタミン(ビタミンC、E)やマグネシウム・カリウムが豊かで、血圧や血管機能にプラス 。
果物(ベリー類・柑橘類・バナナなど)
抗酸化ポリフェノールやカリウムが多く、高血圧・動脈硬化の予防に最適。
抗酸化&脳機能サポート
オリーブオイル・菜種油・ナッツ類
一価不飽和脂肪酸やビタミンEがLDL酸化を防ぎ、血管柔軟性を維持。
蕎麦(ソバ)
食物繊維が豊富で、強力な抗酸化フラボノイド「ルチン」が血管強化に役立つ。
トマト・ブルーベリー・ダークチョコレート(70%以上)
リコピン、ポリフェノール、マグネシウムが含まれており、抗酸化・血管を柔軟に保つ効果あり。
タンパク質・脳細胞・筋肉サポート
鶏肉(皮・手羽先など)
血管構成成分となるコラーゲンやエラスチンが含まれ、タンパク源としても優秀。
卵・乳製品
筋肉や神経再生のエネルギー源として適量摂取が望ましい 。
豆類・ナッツ・種子類(ヒマワリの種、アーモンドなど)
植物性タンパク、マグネシウム、ビタミンEが豊富で、脳や血管の機能維持に貢献 。
日々の食事に取り入れる具体例
食事タイミング おすすめメニューなど
朝食 全粒パン+ゆで卵/豆腐スムージー+ベリー類+オリーブオイル
昼食 サバの塩焼き+ほうれん草のオリーブオイル和え+雑穀ご飯
夕食 納豆と豆腐の味噌汁+ブロッコリー+トマトサラダ+ひじき
間食 ナッツ、ギリシャヨーグルト、バナナ、ベリー
避けたい食品・調理法
高塩分・高脂肪の加工食品(ベーコン、揚げ物、インスタントなど)
過剰な砂糖や飽和脂肪(含む甘い缶コーヒー、ケーキなど)
調理のコツ:塩分控えめに、蒸す・煮る・グリル調理をメインにして、香辛料やハーブで風味付け 。
食事戦略のヒント
MIND食/DASH食法(地中海+DASH)をベースに、野菜・果物・魚・全粒穀物・ナッツ・海藻を意識的に摂取。
週に2回以上青魚、毎日野菜350 g以上、間食にナッツや果物を加えることで、継続可能な食生活に。
最後に
バランスの良い食事が脳や血管の健康回復に力を貸してくれます。継続しやすい食材と調理法を取り入れつつ、他のリハビリ・運動・医師との連携と合わせて、じっくり進めていきましょう。
もし嚥下(飲み込み)が難しい場合は、柔らか食やピューレ食(スクランブルエッグ、マッシュポテト、スープ等)で栄養を確保する方法もあります。その他、食材や献立例について知りたいときはぜひご相談ください!
○再発予防に特化した食べ物は?
脳梗塞・脳出血の再発予防に特化した食材や食事法について、以下に詳しくご紹介します。
- 塩の代替でカリウム摂取
塩の代わりにカリウム塩(塩化カリウム)を使うことで、再発リスクが約14%減少し、死亡率も21%下がったというJAMA Cardiologysの研究があります。
Tim Spector博士も、塩を完全に除くのではなく「塩代替と果物・野菜の摂取」で血圧を安定させます。
➡︎ 自宅での調理には、カリウム含有の塩代替品(例:「NoSalt」など)を活用するのが手軽で効果的です。
- 抗酸化・血管強化食材
緑黄色野菜・海藻・果物
β‑カロテン・ビタミンC豊富なほうれん草、ブロッコリー、トマトなどは抗酸化作用でLDL酸化を抑制 。
海藻類(ワカメ・ヒジキなど)に含まれる水溶性食物繊維とカリウムは、コレステロールの吸着・排泄を助けると言われています。
ベリー類・柑橘類(いちご、ブルーベリー、みかん、グレープフルーツなど)はポリフェノール・ビタミンC・食物繊維が豊富で、動脈硬化予防に有効。
- 血液サラサラ&コレステロール低減の良質脂
青魚(サバ、イワシ、サンマ、アジ)に含まれるEPA・DHAは、血栓予防やLDL低下に効果あり。
オリーブオイル、ひまわり油、菜種油、ナッツ類に含まれる一価・多価不飽和脂肪酸とビタミンEが、血管柔軟性維持に寄与。
- 食物繊維・全粒穀物・豆類
玄米・全粒パン・オートミール・全粒そばなどの全粒穀物は、血糖やコレステロールの急上昇を抑制します 。
豆類(大豆製品、豆そのもの)はマグネシウムや食物繊維が豊富で、コレステロール吸着や血圧の安定に寄与し、納豆に含まれるナットウキナーゼは血栓溶解効果も期待できます 。
- クエン酸&ポリフェノール
レモン、酢、梅干しなどに含まれるクエン酸は、血液浄化と代謝促進に働きます。
チョコレート(70%以上のカカオ)や緑茶に含まれるポリフェノールは抗酸化・血管保護効果がある一方、摂り過ぎに注意(カロリー・脂質)
まとめ:再発予防に効く食事のポイント
効果/機能 推奨食品
塩分代替&血圧管理 カリウム塩(塩代替品)
血液サラサラ 青魚、納豆
抗酸化・血管保護 緑黄色野菜、海藻、果物、全粒穀物
良質脂肪 オリーブ油・植物油・ナッツ
血栓抑制 ナットウキナーゼ(納豆)
代謝促進 クエン酸食品(レモン・酢・梅干し)
ポリフェノール供給 緑茶・70%チョコ・ベリー類
食事習慣のアドバイス
減塩調理:だしや香りを活かしながら、薄味に。
1日350g以上の野菜、数種類の果物、週2–3回の青魚、毎日の豆類+全粒穀物。
間食にナッツやベリーを活用。
水分補給:血液ドロドロ予防に1.5~2L/日が目安。
適度な飲酒:日本酒1合程度ならHDL増加の可能性も 。
世界の最新ガイドライン
Mediterranean/DASH/MIND食に基づく、全粒穀物・魚・野菜・ナッツ・オリーブ油中心の食事は、脳卒中再発を防ぐ相当なエビデンスがあります 。
「減塩+塩代替+抗酸化+良質脂+全粒や豆+水分」で、複合的なリスク低減が目指せます。
補足:運動・睡眠・生活習慣
研究では、塩代替・食事以外にも、毎日の軽い運動、十分な睡眠(7–9時間)、水分補給、禁煙・適度飲酒などが、生活全体で再発防止に役立つとされています 。
弊社脳梗塞リハビリMe:RIZEでも脳梗塞や脳出血の後遺症、あるいはパーキンソン病のリハビリにおいて、自費リハビリサービスに管理栄養士を加え、栄養面をサポートするサービスも行っております。
奈良を始め、大阪、京都、兵庫(神戸など)、和歌山、滋賀、三重(伊賀、甲賀、名張など)など、関西圏、近畿一円で自費リハビリ領域における脳梗塞リハビリ、脳出血リハビリ、神経疾患のリハビリ、パーキンソン病リハビリをお探しの脳卒中当事者の方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、ご相談ください!
いかがでしたか?
みなさまの健幸の一助になれたなら幸いです。
引き続き、よろしくお願いいたします!
株式会社エイジエル
脳梗塞リハビリMe:RIZE(ミライズ)
城内洋人

【脳梗塞リハビリミライズとは】
奈良を中心に大阪、兵庫、三重、京都、和歌山などからも脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)の後遺症やパーキンソン病、脊髄小脳変性症のリハビリにお困りの方々へ自費リハビリを提供している理学療法士、作業療法士を中心としたオーダーメイドのリハビリ施設です。
またボツリヌス療法の第一人者であるリハビリテーション医、勝谷将史医師に定期的に起こし頂き、脳出血や脳梗塞特有の痙縮と呼ばれる筋肉のこわばりを軽減させるボツリヌス療法や装具外来、さらには提携先医療機関との再生医療(幹細胞治療)や弊社の管理栄養士と森永クリニコ社のリハたいむゼリーが加わったリハビリ栄養の追加サービスを持ち、医師の指示の下、安全にリハビリを受けることが可能な保険外リハビリ施設でもあります。
リハビリが必要な方へ
従来の医療保険リハビリや介護保険リハビリ特有の日数や期間の制限なく、必要な時、必要なだけリハビリをご提供することが可能です。
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