みなさんこんにちは♪
奈良香芝市にある自費リハビリ施設
脳梗塞リハビリMe:RIZE(ミライズ)理学療法士の城内洋人です。
お陰様で2025年7月15日で開設から7年目を迎えます。この6年間で奈良県を中心に大阪、兵庫、京都、和歌山、三重など関西中から脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)の後遺症やパーキンソン病、脊髄小脳変性症などにお悩みの方からお問合せを頂き、延べ7,000人以上のお客様とリハビリをご一緒させていただきました!
大変多くの脳疾患にお悩みの方々のお力になれたことを嬉しく思います。
現在は、この笑顔や喜びの輪をアジアに広げるべく、「ASIAに新しい価値提供を!」をテーマにアジア圏の脳梗塞、脳出血などの後遺症にお悩みの方々を受け入れるスキーム構築を進めております。
さて、そんな脳梗塞リハビリミライズから本日は皆さまへ
「障害者保険リハビリの制度と限界」
についてお話をさせていただければと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
障害児(者)リハビリテーション(障害保険リハビリ)について、以下に整理してご説明します。
- 対象者と提供施設
対象者:医師がリハビリが必要と判断した障害児または障害者(脳性麻痺や先天性奇形、神経筋疾患など)
提供施設:厚労省が定める施設基準に適合し、届け出をした保険医療機関で行われます。 - 単位数と点数(診療報酬)
以下は「障害児(者)リハビリテーション料(H007)」の1単位あたりの点数:
年齢層 点数/単位
6歳未満 225点
6〜18歳 195点
18歳以上 155点
※1人1日最大6単位まで算定可能。
- 実施計画と評価
計画作成:医師が運動機能検査などを元に実施計画書を作成。
説明頻度:開始時と以降3ヶ月ごとに、患者または家族に対して計画内容を説明し、診療録に記録。
- 他保険との併用
医療保険(疾患別リハ)との併用制限:
同一施設:障害リハ実施後、その月の翌月以降は医療保険でのリハビリ算定ができません。
別施設:介護保険のリハビリ開始日を含む翌々月まで、医療保険のリハビリも併用できます(制限あり)
- 医療保険・介護保険との違い
医療保険(H007以外):疾患別(例:脳血管・運動器・呼吸器など)。発症日からリハビリ可能な期間に制限があり(例:90~180日)
介護保険:訪問リハビリや通所リハビリがあり、ケアプランを基に週単位で提供されます。
- 他の民間保険との関係
障害保険は診療報酬制度に基づく公的保障であり、自費リハビリ(民間・自宅など)には適用されません。自費リハビリを利用する場合は、自費専門の損害賠償責任保険などの加入が推奨されます。
○まとめ
障害児(者)リハビリは、
医師判断に基づき、
点数体系・単位数の枠組みで、
公的保険適用下で提供される、
専門職による個別リハビリです。
同一月内の医療保険との併用は施設によって制限があります。より柔軟な支援を望む場合、別施設の利用や介護保険との併用を検討することが重要です。
「障害者向けリハビリ保険制度」における仕組みと、そこから生まれる限界(課題)について
制度上の仕組み
- 医療保険(疾患別・回復期リハビリ)
対象:脳血管系や運動器疾患など、疾患ごとに静的に定められた期間(例:脳卒中180日、整形疾患150日など)
制限:1日最大6単位(120分)。特定疾患では9単位まで可能。 - 介護保険(維持期・在宅リハビリ)
対象:要介護認定を受けた高齢者。
移行:2019年以降、医療保険での外来疾患別リハビリは終了し、介護保険が維持期を担うように移行が必要です。
制約:通所・訪問ともに頻度や時間が限定され、特に若年層には適さないケースもあります。
- 障害福祉サービス/障害保険
提供内容:身体障害者手帳がある方対象の「自立訓練」など。
実情:施設数・提供数は低調で、自治体によってはゼロの地域もある。
⚠ 制度の限界・課題
A. 「リハビリ難民」の増加
背景:医療保険の期間制限(≈180日)があるため、必要でも制度の壁で途切れる利用者が多数。現在「リハビリ難民」は200万人を超えると推計。
若年層の不利:若年障害者(40歳未満など)は、介護保険対象外となることが多く、行き場がない状態が続く。
B. 地域格差と提供体制の脆弱さ
都市と地方の差:地方では専門職(PT・OT)や支援施設が不足し、利用できるリハビリサービスが限られる。
障害福祉サービスの未整備:いまだに障害者向けの自立訓練が提供されていない都道府県も存在。
C. 自費リハビリ(保険外)の現状と課題
費用の高さ:1回1-2万円前後(60〜90分)、長期では数十万円に到達する場合もあり、経済的に継続困難。
人材・質のばらつき:専門職が公的分野に集中し、自費市場には人材不足とサービスの質低下のリスクが存在します。
法整備・ガイドラインなし:自由な運営の一方で、標準化や品質保証ルールが不十分で、トラブルや誇大広告の問題も残ります。
D. 制度間の連携不足
医療・介護・障害福祉間でリハの継続・棲み分けに指針がなく、移行(医療→介護など)は医師の判断に委ねられている現場の混乱。
解決に向けた動きと展望
- 訪問・遠隔リハビリの拡充
地域格差をテクノロジー(オンライン)と訪問サービスで補う動きが活発。 - 行政・業界による制度整備
自費サービスにガイドラインや認定制度を整え、公的保険との連携を強化する動きが開始。 - 多様な支払・サービスモデル
月額制サブスクやグループリハなど新たな課金・提供方式で、経済的負担軽減を狙う試みが進行。 - ICT・ロボット導入
AIモーション、ウェアラブル、リハビリロボなどの技術導入による効率化と質向上へ期待。
○全体まとめ
制度上の柱 医療保険→介護保険→障害福祉サービスと段階的に移行
流れの問題点 若年障害者や期間制限超過者は制度からもれ「リハビリ難民」になる
地域・提供体制 地方での専門職不足、公的サービスの未整備が深刻
自費リハビリ 自由度と選択肢ありつつも、高コスト・質保証の課題あり
今後の方向 ICT活用、制度整備、公民連携などによる改善の模索。
いかがでしたか?
みなさまの健幸の一助になれたなら幸いです。
引き続き、よろしくお願いいたします!
株式会社エイジエル
脳梗塞リハビリMe:RIZE(ミライズ)
城内洋人

【脳梗塞リハビリミライズとは】
奈良を中心に大阪、兵庫、三重、京都、和歌山などからも脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)の後遺症やパーキンソン病、脊髄小脳変性症のリハビリにお困りの方々へ自費リハビリを提供している理学療法士、作業療法士を中心としたオーダーメイドのリハビリ施設です。
またボツリヌス療法の第一人者であるリハビリテーション医、勝谷将史医師に定期的に起こし頂き、脳出血や脳梗塞特有の痙縮と呼ばれる筋肉のこわばりを軽減させるボツリヌス療法や装具外来、さらには提携先医療機関との再生医療(幹細胞治療)や弊社の管理栄養士と森永クリニコ社のリハたいむゼリーが加わったリハビリ栄養の追加サービスを持ち、医師の指示の下、安全にリハビリを受けることが可能な保険外リハビリ施設でもあります。
リハビリが必要な方へ
従来の医療保険リハビリや介護保険リハビリ特有の日数や期間の制限なく、必要な時、必要なだけリハビリをご提供することが可能です。
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