日常生活動作向上を目的に姿勢保持機能や下肢運動機能の改善に重きを置き、積極的な動作反復を行う
脳卒中ガイドライン2021 日常生活動作障害
日常生活動作を向上させるために、姿勢保持能力や下肢運動機能の改善を目的とした訓練を行なうことは勧められる。
ミライズでは、ノルウェーで生まれたレッドコードと呼ばれるリハビリ機器を使用して、姿勢保持能力や下肢運動機能の改善を目指します。天井から吊るされた2本のロープを手の支えにして、振り子運動やロープの抵抗運動を使って、腹部の深い部分にあるインナーマッスルの活動を促し、姿勢保持能力の改善に繋げていきます。この赤いロープ2本を持つことで、転倒予防にも繋がり、立ち上がりやステップ、歩行動作の反復練習が可能となることで、下肢運動機能の向上を促します。
レッドコード: 体幹への刺激=姿勢の改善
⚫人のカラダは適度な不安定性の中で トレーニングをすると、安定したポジションを探すように働きます。無意識的にインナーマッスル(体幹を安定させるために働く筋群) の働きが高まり、姿勢の改善に繋がる。
⚫インナーマッスル(深層筋) アウターマッスル(表層筋) の両方を同時に 活性化させる優れたトレーニングである。
レッドコード: 神経系の活性化
⚫ 360度あらゆる方向の運動であることから、複合的な関節運動に対応でき、多種多様な動きが求められる日常生活動作のパフォーマンス能力向上を可能にする。
⚫ スリングが有する適度な不安定性(振動刺激)を利用して、筋の固有感覚受容器と大脳との間でやりとりされる情報を増加 (活性化) させる事で神経筋を鍛える事ができ、神経筋へのアプローチを可能にする。
レッドコード:自重免荷によるアシスト効果
⚫自重免荷 の振り子運動 により、筋肉の緊張を抑えながら関節を牽引することで柔軟性向上や筋力増強などの効果を得ることが可能である。
⚫身体の重みを除去し同一の運動軌跡を繰り返すことで、転倒などを軽減させ、動作の成功反復体験を繰り返すことができる