みなさんこんにちは♪
奈良香芝市にある自費リハビリ施設
脳梗塞リハビリMe:RIZE(ミライズ)
リハビリトレーナーの木村貴行です。
本日は皆さまへ
【あなたの理想の歩き方のカギを握るのは???】
についてお話をさせていただきます。ぜひ最後までお付き合い下さい。
脳卒中(脳梗塞や脳出血)を経験されたの多くが、リハビリテーションにおける大きな目標の一つとして「もう一度、自分の足でしっかりと歩きたい」という願いを持たれています。歩くことは単なる移動手段ではなく、筋力や骨密度の向上、さらには精神的な安定や睡眠の質の改善など、健康的な生活を送る上で欠かせない要素です。
本記事では、脳卒中後の歩行再建に向けた最新の知見と、荷重(体重をかけること)の偏りを改善するための具体的なリハビリ手技や自主トレのコツを、解説いたします。
1. なぜ脳卒中後の歩行は不安定になるのか?
脳卒中後の歩行には、いくつかの特徴的な問題が生じます。代表的なものには、足を外側に回して出す「ぶん回し歩行」、足首が内側に返りつま先が下がる「内反尖足(ないはんせんそく)」、そして膝が後ろに伸びすぎてしまう「膝の過伸展(バックニー)」などがあります。
これらの背景には、手足を思うように動かせない運動麻痺だけでなく、感覚の低下(感覚麻痺)や、筋肉が勝手につっぱってしまう「痙縮(けいしゅく)」が深く関わっています。特に、麻痺側にうまく体重が乗せられない「荷重の非対称性」は、バランス能力を低下させ、転倒リスクを高める大きな原因となります。
2. 土台となる「足の裏」の感覚を呼び覚ます
歩行を再建する上で、身体と地面の唯一の接触点である「足の裏」は非常に重要です。足の裏には「メカノレセプター」という受容器が豊富にあり、体重がどこにかかっているか、地面の状態はどうかといった情報を脳へ送っています。
脳卒中後はこの感覚フィードバックが損なわれやすいため、まずは足底への刺激を強化することが推奨されます。
- 感覚刺激トレーニング: テニスボールやゴルフボールを足の裏で転がしたり、お手玉を土踏まずに入れてその感触を意識したりすることで、足底の感覚受容体を活性化させます。
- タオルギャザー: 足の指でタオルを引き寄せる運動も、足底の筋肉(内在筋)を刺激し、アーチの機能を高めるのに有効です。
- 専用インソールの活用:足底に強い刺激を与える設計のインソールを使用することで、歩行中や日常生活の中で常に感覚入力を促す方法もあります。
3. 「つっぱり(痙縮)」を和らげる多角的アプローチ
歩行を妨げる強い筋肉のつっぱり(痙縮)に対しては、複数の治療法を組み合わせることが効果の最大化につながります。
ボツリヌス療法とリハビリの併用
ボツリヌス療法(ボトックス注射)は、筋肉の緊張を和らげる効果がありますが、注射だけで終わらせず、リハビリと組み合わせることが重要です。筋肉が緩んでいる時期に、積極的なストレッチや、電気刺激療法、振動刺激療法を行うことで、歩く速さや関節の可動範囲の改善が報告されています。
自宅でできるセルフストレッチ
硬くなった筋肉をほぐすために、以下の部位を意識したストレッチを日課にしましょう。
- 太もも裏(ハムストリングス): 椅子に座って片足を前に伸ばし、ゆっくり上体を倒して裏側を伸ばします。
- ふくらはぎ: 壁につま先を立てかけ、踵を床につけたまま膝を伸ばしてストレッチします。
- 足の指: 麻痺の影響で指が握り込んでしまう場合は、親指の腹を使って指の付け根から先に向けてゆっくりと伸ばしてあげましょう。
4. 脳を刺激する「ミラーセラピー」の活用
近年、注目されている手法の一つにミラーセラピーがあります。これは鏡を利用して、非麻痺側の動きを映し出すことで、あたかも麻痺側の手足がスムーズに動いているかのように脳を錯覚させる治療法です。 脳に「視覚的な刺激」を与えることで、運動のイメージを再構築し、下肢においては歩行速度やバランス能力の向上が期待できます。自宅で行う際は、集中できる環境を整え、鏡の位置を正しく設定することが成功のポイントです。
5. 理想的な歩き方への第一歩:踵(かかと)からの接地
効率の良い、疲れにくい歩き方を獲得するためには「歩行周期」を意識することが大切です。特に重要なのが、足を地面につく際に「踵から着く(踵接地)」ことです。
踵から着くための自主トレーニングとして、以下の練習が有効です。
立位で支持物につかまり、麻痺側の足を少し前に出します。
後ろ側の非麻痺側に体重を乗せながら膝を曲げ、重心を下げます。
この時、麻痺側のつま先を意識的に引き上げ、踵だけで地面を支える状態を5秒間保ちます。
この練習を繰り返すことで、歩行時に必要な「つま先を上げる動き」と「踵での支持」が身につきやすくなります。また、歩くときは目線を少し前方に置くことで、姿勢が安定し、バランスが取りやすくなります。
最後に
脳卒中後の歩行再建は一朝一夕にはいきませんが、最新の知見に基づいたリハビリと日々の自主トレを継続することで、身体は確実に変化していきます。麻痺側だけでなく非麻痺側のコントロールにも目を向け、全身のバランスを整えていくことが大切です。
リハビリを進める上では、決して無理をせず、痛みや不快感がある場合は専門の療法士や医師に相談してください。適切なフィードバックを受けながら、一歩ずつ理想の歩行に近づいていきましょう。
弊社脳梗塞リハビリMe:RIZEでは、脳梗塞や脳出血の後遺症、あるいはパーキンソン病のリハビリにおいて、心理的なサポートにも重きを置き、ご家族さまと共同で弊社ミライズをご利用いただくケースが多くあります。その際にはご利用の関連サービススタッフさまやご家族さまと密に連携を取り、それぞれの強みを活かして、お客様の目指す目標を共有し、主治医の受診予定があれば、医師の指示の下、自費リハビリにて効果的なリハプログラムを展開し、目標達成に向けて、共闘させていただいています。
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いかがでしたか?
みなさまの健幸の一助になれたなら幸いです。
引き続き、よろしくお願いいたします!
株式会社エイジエル
脳梗塞リハビリMe:RIZE(ミライズ)
木村貴行

【脳梗塞リハビリミライズとは】
奈良を中心に大阪、兵庫、三重、京都、和歌山などからも脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)の後遺症やパーキンソン病、脊髄小脳変性症のリハビリにお困りの方々へ自費リハビリを提供しているオーダーメイドのリハビリ施設です。
またボツリヌス療法の第一人者であるリハビリテーション医、勝谷将史医師に定期的に起こし頂き、脳出血や脳梗塞特有の痙縮と呼ばれる筋肉のこわばりを軽減させるボツリヌス療法や装具外来、さらには提携先医療機関との再生医療(幹細胞治療)や弊社の管理栄養士と森永クリニコ社のリハたいむゼリーが加わったリハビリ栄養の追加サービスを持ち、医師の指示の下、安全にリハビリを受けることが可能な保険外リハビリ施設でもあります。
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